PanasonicのIP電話(KX-UT123N)を光電話ルータ(PR-S300SE)の子機でテスト

今までの国産IP電話機と言えばSANYOの「SIP-2100P」が代表選手でした。これは筆者も
秋葉原で購入して使っていました。しかし、早々と製造中止となっていてもはや、秋葉原
では手に入らない物となっています。

海外のIP電話機は結構安いのですが、なかなか癖が合ったり、入手性や保守性で結構
問題があり、微妙な感じでした。

そこで前々から国産のIP電話で気になっていたPanasonicの製品「KX-UT123N」ですが、
ここに来て、Amazon等で約1万円になって来たので購入して、自宅の光電話(PR-S300SE)
の子機として使ってみる事にしましたのでレポートしたいと思います。

本体はこんな感じです。(下の画像参照)
画像

※KX-UT123Nはサーバーの登録が2つ登録できる仕様となっています。IP電話交換機ソフト
 Asteriskを立ち上げた時にはもう1つの設定を試してみたい思います

では、以下に「KX-UT123Nの仕様」、「光電話ルータ側の設定」、「IP電話側の設定」の順番
で説明していた思います。

●特長
・PoE(電源不要:Ethernetから電源を供給)・・・HUBはPoEに対応している必要がある
 →筆者はNETGEARのPoE HUB(GS108P:4ポートPoE給電)を使用していたので電源が不要でした。
  (電源は付属していません。PoE HUB持っていない方は電源が必要です)
 ※ちなみにSIP-2100Pの電源は仕様的にもコネクタもクリアしていたので、試した所
  全く問題なく使えました。
・LEDランプ・・・留守番電話などでメッセージがあるとLEDが赤く光るので非常に便利です。
・着信拒否(迷惑電話)・・・30件まで登録できます。
・2SIP・・・2回線登録できる。SIPサーバー2台まで登録可です。
・省電力ECOモード対応・・・待機時なんと1Wです。
・3者会議対応・・・2社会話中に会議ボタンを押すことで3者目を追加して会話が出来ます。

●仕様
液晶ディスプレイ: 3行表示(バックライトつき)、漢字・英数・カナ
SIP登録数: 2
VoIP接続方式: SIP
VoIP音声コーデック: G.722、G.711、G.729a、G.726
IPアドレス取得モード: 自動設定(DHCP)/手動設定(Static)
電話帳: 500件
着信拒否番号:30件登録可能
ソフトボタン: 4
発信/着信履歴: 30/30
スピーカーホン: ○
3者会議通話: ○
XMLアプリケーション対応: ○
イーサネット規格: 10Base-T/100Base-TX
LANジャック/PoE対応ジャック数: 2(RJ45)/ 1
ヘッドセットジャック: 1(ø 2.5 mm)
壁掛け設置: ○
寸法: (幅×奥行×高さ) 205 mm×160 mm×170 mm(受話器、スタンドを含む)
質量:  約870 g(受話器、受話器コードを含む)
PoE:  IEEE802.3af準拠
消費電力:  PoE(ECOモードオフ/オン)
待機時: 約1.8 W/約1.3 W、通話時:約2 W/約1.5 W、最大:6 W
ACアダプター: (ECOモードオフ/オン)
待機時: 約1.6 W/約1 W、通話時:約2 W/約1.5 W、最大:6 W
使用環境: 温度:0 ℃ ~ 40 ℃

●設定手順
1.光ルータの内線(IP端末)の設定(筆者例.PR-S300SE)
  NTTの光電話ルータにWebアクセスし、以下の設定をする
  「設定」→「内線設定」(IP端末)を選択

  *内線番号・・・内線番号を設定する(筆者例.26)
  *ニックネーム・・・表示される名称なので好きな文字を入力する(例KX-UT123N)
  *ダイジェスト認証・・・行うにチェックを入れる
  *ユーザID・・・内線番号と同じ番号を入力する(筆者例.26)
  *パスワード・・・好きなパスワードを入力する(筆者例.1234)
 *電話番号設定・・・通知番号、着信番号にチェックを入れる

2.IP電話側(KX-UT123N)の設定・・・変更点のみ列記
 a)ネットワーク基本設定・・・下図をもとに設定してください。(固定IPアドレス推奨)
  ・接続方式:固定IPでつ属
  ・IPアドレス:192.168.100.123(ローカルアドレス:筆者例)
  ・サブネットマスク:255.255.255.0(筆者例)
  ・デフォルトゲートウェイ:192.168.100.1(筆者例)
  ・DNSサーバー1:192.168.100.1(筆者例)
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 b)SIP設定・・・回線2に設定。下図を参考に設定してください。
  ・電話番号:26(筆者例)
  ・レジストラサーバーアドレス:192.168.100.1
  ・プロキシサーバーアドレス:192.168.100.1
  ・プレゼンスサーバーアドレス:192.168.100.1・・・必ずしも設定しなくてもOKです。
  ・アウトバウンドサーバーアドレス:192.168.100.1
  ・サービスドメイン:ntt-east.ne.jp(推奨みたいです)
  ・認証ID:26
  ・認証パスワード:1234
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 c)VoIP設定・・・回線2に設定。下図参照してください。
  【コーデック優先度】
  ・G722:無効
  ・PCMA/G726-32/G729A/PCMU:有効(優先順位は適宜設定:全て「1」でも問題なし)
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●結果
・発信、着信、迷惑電話、内線通話(光電話のアナログ電話との内線通話)問題なくOKだった

●今後
・近々に本ブログで掲載の「RaspBerryPi(名刺サイズLinuxカード)」にIP-PBXソフト
 (Asterisk11)を導入予定。その際SIP/VoIP回線1に登録し検証を予定している









この記事へのコメント

まこさん
2013年05月28日 10:40
突然すみません。
ブログを参考にさせて頂いてKX-UT123Nをひかり電話で利用しようとしているのですが、通話自体は問題無く出来ました。
ただ、保留及び転送時に相手側が無音になってしまいます。アナログ接続した電話やAGEPHONEでの転送では、ちゃんと保留音が流れるのですが・・
そちらではちゃんと保留音が相手に聞こえていますか?
2013年05月28日 15:44
まこさん こんにちは
保留音は特に気にしてなかったので、詳しく確認してませんでした。再現してみたいと思いますので、3つ教えてください。
1.ここで言う「相手」と言うのはどのような接続をした相手ですか?(光電話に外線を掛けてきた人のこと?)
2.光電話ルーターの機種はPR-S300SEですか?
3.アナログ接続した電話やAGEPHONEで外線(?)を受けて、保留にすると、その時は聞こえてKX-UT123Nで受けて同じことをすると聞こえないということでしょうか?
以上、よろしくお願いいたします。
まこさん
2013年05月28日 16:03
突然のお願いに対応頂きありがとうございます。
1.今回の相手とはひかり電話に掛けてきた外線着信です。(テストでは携帯電話回線から掛けています)
2.NTT西日本の隼を利用している為、ルーターは一体型のPR-400MIです。
3.アナログ回線に繋いだ電話機はキャッチボタンで、有料の転送機能を付けたAGEPHONEを利用したiphoneでは、たぶんルーターに内蔵された保留音が流れて内線に転送可能です。
KX-UT123Nでは転送ボタンで内線に転送自体は出来るのですが、外線の相手には無音状態になってしまいます。
機器が違うので反応が違うかもしれませんが、検証の方宜しくお願い致します。
2013年05月29日 11:13
まこさん こんにちは
早速テストした結果、最悪でした。「保留」「転送」
の機能すら動作しませんでした。確かにPR-400MI(友人宅)では、まこさんと同じ現象を確認できました。

で、panasonicサポートに電話して色々聞いてみいた所、動作しないとかいうNTTのルーターとの相性のトラブルが出てると言っていましたが、今すぐ何とかする予定はないとの事でした。

続いてNTTにも確認しましたが、お固い会社だけあって、不具合内容も話したが、他社製品なので今のところ手だてがないという回答のありさまです。(客様の要望は上げるとのこと)

双方のファームアップに期待するしか現状では道がないようです。

以上、報告まで...
まこさん
2013年05月29日 12:33
そこまで確認して頂けるとは申し訳ないです。
なぜ保留転送が出来るのか分かりませんが、現状では致し方無い様ですね。
自分がテストした限りでは、スマートフォン用アプリでもこの転送が上手く機能するのは、NTT推奨のAGEPHONEのみでしたので、難しい機能なのかもしれません。
この度は勝手なお願いに対応して頂きありがとうございました。
2013年05月29日 14:48
まこさん、こんにちは

期待に応えられない結果になってしまいましたが、今後に期待しましょう!

今後ともよろしくお願いします。

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